Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

合唱曲『怪獣のバラード』

合唱はいろいろ歌ったけれど、中1の最初の合唱がこれでした。 そのときの思い出があって、声変わりしてる・してない混声の男声パートがあってこそのこの歌だと思ったり。 伴奏のピアノも超楽しいですよね。練習のあと、みんなで弾いて面白かったです。 『日…

ヤマグチノボル 描きかけのラブレター (富士見ミステリー文庫)

id:u-glena さんのBookmarkで紹介されていたので読んでみました。 なぜミステリー文庫なのかよくわからない、純粋ストレート、直球勝負っぽい恋愛小説です。20世紀(昭和)っぽくもあるけれど、2002〜2004年にかけて書かれた作品。もどかしい感じにクネクネし…

吉田修一 パーク・ライフ (文春文庫)

第127回芥川賞受賞作。 あっさりしているのだけれど、これは敢えてそうした感じで、過不足のない展開が非常にうまい。同性愛のようなモチーフも出てこないけれど、全然OKでしょう。パーク・ライフ (文春文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日:…

クルマのこと

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写真は2010/07/18、長野県小谷村外沢にて。 実家のデミオくんです。名前はデミ夫。*1今年で8年モノ。たしかCozy(AT_1.3)。色がたしかシャンパンゴールドとかでなかなか素敵。 2009年の冬にスタッドレスタイヤを履いて(積雪地に行くので私が買いました)そのま…

絲山秋子 海の仙人 (新潮文庫)

芸術選奨 文部科学大臣新人賞、第130回芥川賞候補 なんだかんだ云いつつ? 絲山秋子さんの作品が気になっていて、こちらも読みました。 宝くじで大金をあて、碧い海が美しい福井県敦賀で仙人のような生活を送る主人公と、彼とゆるく繋がる数名との物語。海の…

琴音らんまる(原作:森見登美彦) 夜は短し歩けよ乙女 第1〜5集 (角川コミックス)

コミカライズと云う、およそハズレが多そうなジャンルですが、絵も可愛いし、オリジナルの部分も面白くて、原作を読んでる方にもおススメです*1。夜は短し歩けよ乙女 第1集 (角川コミックス・エース 162-2)作者: 琴音らんまる,森見登美彦出版社/メーカー: 角…

宇仁田ゆみ うさぎドロップ 9 (Feelコミックス)

ノイタミナ枠でTVアニメもやってますが、本編は最終巻を迎えました。妻が今日買ってきたので拝借しました。 ダイキチ乙。いい最終巻でした。え、番外編やるの? #最近「父娘もの」漫画読むの、多いですね。うさぎドロップ 9 (Feelコミックス)作者: 宇仁田ゆ…

金城一紀 GO (角川文庫)

第123回直木賞受賞作。 残念ながらあまり面白くなかった。いわゆる在日小説と云う想定の枠内(しかしながら、『在日』が在日朝鮮人&在日韓国人を意味するのって腹立ちますよね。私だって在日日本人だっつーの)。「暴力と欲望が支配する世界」みたいな。そ…

吉田修一 最後の息子 (文春文庫)

第84回文學界新人賞・第117回芥川賞候補。 初期の作品特有の頑張りがある。世界と自分との隔絶。奇妙な歪みがある。モチーフは新宿二丁目のゲイたち。ただ、同性愛だから世界と断絶しているとか、そう単純な話ではないところがうまいところでしょうか。好み…

桜庭一樹 GOSICK VIII下巻‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)=シリーズ完結

発売日に密林さんから届いたので、気づいたのは23時過ぎでしたが、一気に読みました。素晴らしい最終巻でした。 ネタバレを含む感想は下に隠して記載しますので、読んでもOKの方のみ、開いてお読みください。GOSICK VIII 下 ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫…

諏訪哲史 アサッテの人 (講談社文庫)

群像新人文学賞・芥川賞W受賞作。 吃音による疎外感から風狂に至り、失踪した叔父の生み出した亜空間「アサッテ」にまつわる私の記述、といった内容。作者はメタフィクションを嫌ってこの作品に取り組んだと後書きで述べているけれど、構造としてはメタフィ…

よつばと!

月曜倶楽部Kさんからお借りして、再読。1〜10巻まで全部。紹介は1・9巻にしておきます。アフィリエイトはやってません。 えなちゃんとみうらちゃんがかわいすぎる。 うさぎドロップとかもそうだけど、奇妙な父娘家庭で、下手をすれば幼児虐待に繋がりかねな…

ジワジワ来る○○(マルマル)~思わず二度見しちゃう面白画像集

読んだ本ではありませんし、人に薦める本でもないです。 かの『文學ト云フ事』演出で名高い片岡K氏の自称著作。 2004年の、綿矢りさ原作『インストール』映画での監督以来、目立った仕事のない*1片岡K氏。 昨今は、TwitterでWeb上に溢れる他人の撮った面白画…

東川篤哉 謎解きはディナーのあとで

よく売れてるみたいですね〜。近所の本屋のレジの液晶パネルが宣伝でよくこの本を出すので気にはなっていましたが、文庫以外を買いたくないのでスルーしてました。月曜倶楽部Mさんからお借りしました。作者の人、すみません。 短編×6編で、ちょっと人物とか…

D300の10000ショット目

2011/07/18 4:34 a.m. 朝焼け空に消え行く月 2007年12月から使っているD300の10000ショット目がこれでした。 数的には、デジカメの割に少ない気もします。うまくなる気があればもっと頑張ったりもするんでしょうけれど。あと、コンデジ2つも使ってるからかな…

西村賢太 小銭をかぞえる (文春文庫)

昨日『焼却炉行き赤ん坊』を、今日『小銭をかぞえる』を読んだ。 どちらもひどい話。ひどい話を面白く書くのは凄いけど、他人には薦めないかな。大正私小説の系譜。 あと芥川賞の『苦役列車』だけは読んでおきたいかな。それでダメなら「ご縁がなかった」と…

絲山秋子 スモールトーク (角川文庫)

読了。あっさり読めた。 作者は相当のクルマ好きなようなのですが、これだけクルマの事を書きまくって作品に仕上げてしまうのは、いい意味でも悪い意味でもすごいw クルマ好きが、「昔のクルマ好き」になって、今のクルマをdisるようになっちゃって、絶望し…

桜庭一樹 赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)

読了。最初読むのがちょっとつらくて、『私の男』と前後してしまった。赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2010/09/18メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 66回この商品を含むブログ (68件) を見る

桜庭一樹 私の男 (文春文庫)

読了。ものすごく面白かった。直木賞受賞作なのですが、直木賞ってみんなこんなに面白いのかな? ならたくさん読むべき本があって幸せなことです。 #どうでしょう?>読書される皆さま 桜庭一樹作品は、id:u-glena さんのおススメがあって2009年頃から読み…

サカタ食堂 (ピュアフルコミック)

描写がどうこうじゃないのですが、坂田さんの作中の食にはなぜかそそられるものがありますよね。特にスープっぽいの。サカタ食堂 坂田靖子よりぬき作品集 (ピュアフルコミック)作者: 坂田靖子出版社/メーカー: ジャイブ発売日: 2010/11/06メディア: コミック…

目黒 SanMA「気仙沼 男山酒造 社長さんを囲む会」

目黒のSanMAと云う、うそみたいなほんとうの名前のお店がございまして、妻の友人の紹介で以前から何度か行く機会があったのですが、今回は特別編で気仙沼のお酒を飲む会があったのでいってきました。 お酒は気仙沼の男山酒造さんによる地酒。青い空をイメー…

小林弘利 いつか やさしい雨が (集英社文庫―コバルト・シリーズ)

長々お借りしていたのをやっと読了。ありがとうございます(まだ他に借りてる本がありますが;)いつか やさしい雨が (集英社文庫―コバルト・シリーズ)作者: 小林弘利,大嶋繁出版社/メーカー: 集英社発売日: 1985/06/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (1…

マウスをリプレイス

CC

10年来Logicool派なのですが、4〜5年使ったMX Revolutionのチャタリング*1がひどくなってきたので、Logicool Performance Mouse M950にリプレイスしました。 ↑MX Revolution 逆サイドは塗装が剥げたりしていて経年並でした。 ↑M950 レシーバーが小さくなりま…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 7・8 (電撃文庫)

黒猫かわいい。そればっかだけど、しょうがないよね。実はアニメをまじめには見ていなかったのでCV花澤香菜の自動変換は行われていませんが、それでもかわいい。 あとちょっと思うのは千葉市から松戸市へ引越ししたら高校転校する? 通学大変だけど、普通は…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 5・6 (電撃文庫)

黒猫かわいい。 みんないい人なのに面白いけど、京介がどんどん変態紳士化していくのはどうかと思う。あやせ大好きのくだりは結構唐突だったけど、結果としては少し屈折した友愛関係にもっていこうとしていて面白い。あやせの態度がやや軟化しているのは真奈…

囮物語 (講談社BOX)

面白かった。撫子のすべての科白について、花澤さんCVである事を計算し尽くしてあり、西尾維新ずるいと思う。 しかしながら、花物語を含めて、セカンドシーズンの作品群は『化物語』の世界のなかでは「蛇足」に相当するのではと思う。面白い事に変わりはない…

小海線

DC

一日ROKUさんと撮影。またフォレスターSTi (SG9)にも乗ったよ〜。今回は運転もさせてもらいました。重量級のTA-SG9は2457cc、水平対向エンジン縦置き可変バルブタイミング付DOHCターボ(265馬力)は伊達じゃなく、超トルクフル。うちのCR-Zと同じ6MTですが、全…