Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

金城一紀 GO (角川文庫)

第123回直木賞受賞作。
残念ながらあまり面白くなかった。いわゆる在日小説と云う想定の枠内(しかしながら、『在日』が在日朝鮮人在日韓国人を意味するのって腹立ちますよね。私だって在日日本人だっつーの)。「暴力と欲望が支配する世界」みたいな。それでいながらサワヤカ風な青春小説にはなっているし、在日朝鮮人から在日韓国人に変わるところなど、世界と自己の乖離を描いたところなどはいいのではないかと思うけれど、私の心にはあまりヒットしなかった。

GO (角川文庫)

GO (角川文庫)