Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

500系に乗る

500系こだま948号に乗車

1997年登場の最新鋭(^^;)500系電車ですが、2027年3月で引退との事
おそらく最後の乗車になると思い、下関からの帰路の一部で乗ってみました

948A:V7編成
522-7007+527-7707+526-7207+525-7014+528-7007+527-7013+526-7019+521-7007(1号車乗車)
厚狭1036-広島1137
通常のアルゴリズムではない乗り方をするので*1、えきねっとで乗車券の正しい区間が出せず発券に難渋しました><
最後尾1号車、車端部の様子

500系先端の形状で、だんだん細くなっていくので、座席も減ります😅物置があるのがユニーク

窓側座席は座るとやはり上部が圧迫されて狭く感じますね。1997年のデビューから間もない頃に博多から東京まで乗り通した際には、正直なところ乗り疲れを感じました

今回は自由席が空いていたのであれこれ座って試してみましたが、物理的に当然の話として、車体の中心に近い3人席通路側のC席や、座席幅がかすかに広い3人席中央のB席の乗り心地を良く感じました
絶対数としては少ないながらも、この車両を好きそうな乗客の方が多くて、驚くような、嬉しいような感じがしました。1駅だけ乗られて熱心に写真を撮られている方もいらっしゃいました
乗降は各駅ぽつぽつありつつ、1号車自由席の乗客は広島で全員下車
わたしもそうでしたが、のぞみ自由席に乗り継ぐ人も多い
平日火曜日の午前中とあって、純然たる趣味で乗ってる方はなかなかおらず、愛されつつも、必要に応じて移動に使われてるんですね。当然の話ですが。私も結局はそうでした
最後までありがとうでしたね
ダイヤの都合なのですが、広島では他の列車に抜かれず即発車
去り際もなんとも恰好いい

Forever...

*1:500系に乗る事優先、最速でも最楽でもない乗り継ぎ、新幹線自由席特急券の距離制を最大限活用=ケチなので新山口からに繰り上げないように、等

【KR18-4B】木浦宝城線セマウル号に乗る

木浦発釜田ゆきセマウル号1932レに乗車する

7453+99311(電源車)+11450(1号車)+11xxx(2号車)+11421(3号車・乗)
木浦0802→釜田1238
湖南線、木浦宝城線、宝城連結線、慶全線、伽耶線、釜田線と走る
慶全線は29年前の1997年にに光州駅を通過する旧旧線を夜行列車で乗車して以来で、初乗車同然
木浦宝城線は2025年9月27日に開業。電化した状態で開業したと聞いて、この列車も全線電車で走ると錯覚していた。実際は慶全線の一部が非電化で、ディーゼル機関車牽引で全区間を走破する
湖南線と木浦宝城線の分岐駅になる任城里駅は通過
任城里駅と霊岩駅の間にある栄山江橋はドローン撮影地から撮るダイナミックな写真で有名ながら、乗って渡っても楽しい
栄山湖周辺の山々と栄山江の帆船をイメージしたというコンクリート製主塔とケーブルが特徴

木浦宝城線各駅は停車となるが、平日月曜の午前中とあって乗降は多くない。韓国最南の駅となった康津駅も遠くに高層住宅が見えるものの、駅に人はまばらだった

木浦宝城線は正式には新宝城駅までで、新宝城駅から慶全線と合流する弥力信号所までが宝城連結線
慶全線に合流してすぐの得粮駅は、我らがセマウル号は堂々通過するものの、雰囲気の良さそうなローカル駅であった
客車列車だが、窓側にコンセントもあって便利(SE型アダプタ利用での図絵)

その後も順天、晋州、馬山、昌原中央と主要駅に停車
最後の伽耶線 沙上~伽耶間、釜田線 伽耶~釜田間も長らく未乗だった区間で、明るい時間に乗車できて興味深かった。そして伽耶線の残り伽耶~凡一間は乗車する事ができるのか……私気になります
定刻に終点、釜田到着

線路状態の良い区間では140km/hに迫る力走も見られ、楽しい列車であった

【KR18-4A】SRTに乗る

2026/9/1、韓国の高速列車SRT(Super Rapid Train)を運営するSRは、KTXを運営する韓国鉄道公社(旧国鉄)と経営統合され、SRT列車が運行されるのは本日2026/08/31が最終日となる
そもそも、なぜ分社化してまで2社が高速列車を運行しているのかもよく知らないほどに、SRTに対して思い入れもなかったのだが*1、せっかくこの日に韓国にいるのだから私的最終となる韓国SRT列車に乗っておこうと考えた
今日は湖南線末端の光州松汀~木浦で乗車する
SRT列車には東大邱~釜山、南原~麗水などで乗っており、肝心の水西平沢高速線では乗車していない。運賃料金がリーズナブルなため、混雑するソウル~大田間で特に人気が高く、予約も取りにくかった。予定を決められず直前に指定を取りたいかわいそうな私には乗車が難しかった次第である。SRTには満席時自由席である自願無座立席特急券の制度がなかったようでもあった→有効な乗車券を持たずに乗車すると不正乗車扱いになり懲罰対象らしかった
閑話休題、私的な移動である
早朝0530、光州駅近くのモーテルを出立

バスの時刻に関してはいかんせん信頼できるソースを見つけられず、地下鉄の良洞市場駅まで約1.7km歩く。0555着。路線バスは動いているのを数台見かけた。良洞市場ももちろん稼働中

良洞市場駅0610発の電車に乗り、光州松汀駅0630着
入場券を発券してみる*2。券面の列車番号がSRTの列車名称になるのも今日まで

光州松汀駅構内の列車案内のSRT表記も今日まで

列車は定刻、光州松汀駅のホームに静々と入場してくる

先頭部側面の「SRT」表記は、残念ながらすでに改称予定の「KTX山川」に書き換わっていた

SRT651列車、光州松汀0652→木浦0728、定時運行であった
SRTアプリの乗車券は日本語も対応していたが……

翌日には表記が韓国語のみになり、ほぼ使えない状態になった

韓国国鉄乗りつぶしの旅としては、湖南高速線の現在の末端区間が「光州松汀駅から南方0.7km、湖南線分岐まで」となり、今回その線区に初乗車となった

*1:SRTと言えば韓国よりもタイ国有鉄道(State Railway of Thailand = SRT)を思い浮かべる程度であった

*2:韓国国鉄の入場券は、現在は無料である

やいま丸乗船記

やいま丸(旧パンスタードリーム*1、旧旧さんふらわあ くろしお*2)をご存知だろうか
石垣港~台湾 基隆港をつなぐ、日本最南端の国際旅客フェリーである
私的な話で恐縮だが、日本各地の出入国ポイントを巡る旅を2019年ころから趣味として力を入れ始め、クルーズ船やチャーター便を除く「定期便が就航している空港、港」をその対象としていた。石垣港に久しぶりの定期便が就航するという話題が出て、2024年ころから動向を注視していた関係で、就航したやいま丸にこのたび乗船する事になったので、顛末を記しておく

遠い前身、有村産業の歴史

沖縄と台湾を結ぶフェリー、我々の世代では「有村産業」を思い出す方も多かもしれない

  • 1950(昭和25)年11月、与論町出身の有村喬により設立
  • 1975(昭和50)年、那覇-宮古-石垣-台湾 基隆航路を開設(その後、台湾 高雄にも寄港)
  • 1995(平成7)年、クルーズフェリー飛龍、クルーズフェリー飛龍21を投入
  • 1999(平成11)年、会社更生法申請
  • 2008(平成20)年、原油価格高騰により経営再悪化、6月6日全航路運航停止
  • 2010(平成22)年、「有村産業」法人格消滅

有村産業の沖縄~台湾航路は、米軍占領下から沖縄本土復帰、昭和平成と長きにわたって流通・交通を支えたが、上記の通り2008/6/6すべての航路の運行が停止され、法人も消滅してしまう
その後、石垣~花蓮間、与那国~花蓮間などの航路新設の報道が流れたが具体化されず、約16年の時が流れる……

やいま丸就航延期の歴史

最終的に登場したのが、石垣市が主導する石垣~基隆間のやいま丸であった
下記は当初就航予定から七度の延期を経て就航するまでのタイムライン

  • 2024/8/1、沖縄県石垣市が、旧パンスタードリームを使用し、当初2025年9月より石垣港と台湾の基隆港間に地元企業と同市が出資する新法人により就航する構想を発表
  • 2024/9に設立された新法人「商船やいま」はパンスタードリームを「やいま丸」に改名すると公表
  • 2025/8/9、やいま丸、釜山港から基隆港に到着、整備入り
  1. 2025/8/27、台湾で追加工事発生、就航は10月末頃に延期される予定と業務委託先のワゴングループ(華岡集団)が公表【延期1】
  2. 2025/9/16、石垣市担当者が就航時期は「まだ決まっていない。できるだけ早期に就航したい」と公表【延期2】
  3. ドライドック入りしての補修(船体塗装等と推定)は2025/10/8出渠
  4. 11月初旬、ワゴングループは台湾の港湾管理部局に申請書類を提出し審査中であると表明。該当航路は早ければ11月末、遅くとも年末までに就航する見込み【延期3・4】
  5. 2026年春節までに就航したいと台湾紙報道(ワゴングループWeb)もあったが、改修の遅れや手続きの影響、また日本側では不穏な動きを示唆する関係者証言等もあり、就航はされなかった【延期5】
  6. 2026年3月議会で中山義隆市長が4月就航を目指すと表明したが、3/23から「整備済のため早ければ2週間程度」と関係者が漏らした定期検査ドック入り、1ヶ月以上経過の4/28出渠までかかる等遅滞した【延期6】また「やいま丸は4月中に基隆〜蘇澳で運航試験をする!」説があったが4/30まで実施されなかった→5/11、蘇澳沖まで往復するカタチでパナマ船籍の審査とした模様
  7. 2026/5/4 八重山毎日新聞が5月中旬就航と報道したが【延期7】


やいま丸就航とこれまでのダイヤ

苦難の末の八度目の正直となったが、やいま丸が本当に就航したのはめでたい事で、これを端緒に「与那国港~花蓮港などの航路も(裏国防案件として)国が主導・補助して週1でいいから施策すればいいのに……」と外野の無責任な国境趣味者としては思うばかりであった

閑話休題、やいま丸である
2026/5/28(木)就航、2026/5/29(金)石垣港到着、その後就航セレモニー
2026/5/31(日)の帰路便は台風接近の天候悪化予想のため時間を早めて昼便で運航
=5/31 石垣港12:00発(日本時間、9h早)→基隆港21:00着(台湾時間、11h早)
その後の運航スケジュールは下記のとおり

■2026/6/29までは週1往復の運航
・木曜23:00基隆発~金曜8:00石垣島着
・日曜21:00石垣島発~月曜8:00基隆着
■2026/7/2~9/30は週2往復の運航
・火曜23:00基隆発~水曜8:00石垣島着
・水曜21:00石垣島発~木曜8:00基隆着
・木曜23:00基隆発~金曜8:00石垣島着
・日曜21:00石垣島発~月曜8:00基隆着
時間はすべて現地時間、台湾はUTC+8、日本はUTC+9

なお、台風などの影響から、比較的早めに運航中止(休航)の決定がなされ、台湾基準で往復で休航扱いとなる
この記事を記載した8/15時点では、18(5+8+5)往復中5(1+2+2)往復が欠航しており、欠航率は28%である。欠航実績は下記のとおり

2026/6/25、28発
2026/7/7、8、9、12発
2026/8/4、5、6、9発

やいま丸、乗船日調整、いよいよ乗船へ

就航日乗船チャレンジに挑むなどの選択肢もないではなかったが、直前に中国を訪問していて若干調整が難しかった
諸事調整の結果、8/2(日)の石垣港発に、Twitterで何かとお世話になっている出入国界隈の大先輩であるあいのさん、ご友人のえれさんとご一緒させていただく事となった
わたしは7/30、オーストラリアからの特典航空券の旅の足出しで伊丹空港から石垣島に前入りした
7/31、台湾から到着後、国際港に入港するクルーズ船の邪魔になる事もあって沖合で停泊中のやいま丸。パンスタードリームには乗っていたが、やいま丸に改装後、実物を見たのはこれが初めてであった

鳩間島航路の「ぱいじま号」船内より撮影

8/2朝の時点でも沖合で停泊中

バンナ公園の「エメラルドの海を見る展望台」より俯瞰撮影

さて、搭乗時間近くの17時になって石垣港国際ターミナルへ

石垣市公認マスコットキャラクター「ぱいーぐる」くんがお出迎え

フェンスや乗客歩道の屋根が手前にあって、やいま丸本体は少し見にくい状況

外壁に世界地図があるが、台湾の記載も島影だけでなく欲しかったところ

フロア案内図、入口にあるのに入国時の動線のみ記載なのはいかがなものかと感じた。当然、出国時は凡例の矢印と逆方向に動く事に

18:00から受付を開始だが、インバウンドの乗客をはじめ数十名がすでに待機していた
この時点で「あれ? けっこうお客さん多そうだぞ……?」という予感がした

レンタカー返却後、18時過ぎに実際に並び始めたが、前に約60名ほど乗客がおり、その後も我々の後に数十名が並んだので「これは100名は超えてるな」と推測
(CIQのため写真なし)
身体検査の機械がトラブルっぽく、若干時間がかかったものの、チェックイン、荷物身体検査、検疫税関検査、出国審査とスムーズに進み、約25分後にはやいま丸の前に出た
※出国印については私的46箇所め=別記事参照


いよいよ搭乗

「讓時間慢一點,讓旅程更近一點」というやいま丸のスローガンは「時間をゆっくり過ごし、旅をより身近に」というような意味であろうか。スローライフな船旅の体験をアピールしているようだ

我々はスタンダードルームBなのでレセプションのこちらに並ぶ……までもなかった

上級客室ロイヤルスイート、デラックススイート、ファミリールーム専用の列も、少し上級のスタンダードルームA・Cの列もあった
すぐチェックインして鍵をもらって部屋へ

乗船中、船員に確認したところ、8/2当日の乗客は全221人、日本人は10人であった*3
客室数から数えた定員数は493人*4だが、相部屋などが実際は難しい事を考えると上々の乗客数と考えられる
夏の行楽シーズンという事も、次の8/5便が欠航決定済だった事も影響しているかもしれないが、台湾拠点の週末利用はなかなか需要があるように見受けられた
今のところ「台湾側にいい感じの運航ダイヤ」になっているが、正解なのではないかとも感じられた
逆に日本側で利用するとなると、片道飛行機にするなど一工夫が求められる。乗船前に石垣島民ですでに利用したという方にもお会いしたが、往路を那覇からの航空便にして復路のみやいま丸に乗船したとの事だった

やいま丸、船内設備と過ごし方

スタンダードルームBの4人部屋を予約していた。レセプションと同じ1F=Bデッキにある。ちなみに2F=Aデッキ、3F=ブリッジデッキ(乗員の宿舎もこちら)となっている

リーズナブルで人気があるものの2部屋しかないため予約を入れにくいようだったが、なんとか予約できた

4人部屋だが、相部屋OKという条件で3人で予約させてもらった。絶対3人で使いたい場合はもう1人分を支払って占有する予約にする事も可能

若輩者の小生が上段の大役を仰せつかった次第
充電用コンセントはこちらのタイプの客室では机のところと各ベッドの枕灯にもあり困らなかった。雑魚寝のスタンダードルームGなどは15人部屋に1か2口しかないようなので、各自分岐やタップ等持参すると安心である

相部屋の方はいつ来るかなと思ったが、結局来なかったのでラッキー(?)3人で一部屋使わせていただいた
ベッドが必ず使えるのはスタンダードルームBの2人部屋と4人部屋しかなく、ファミリールームやスタンダードルームA・Cは床に布団を敷いて寝るタイプ(Cは一部ベッド)なので、部屋の広さはあるのかもしれないが、設備面で料金と釣り合いが取れてない気がしてしまう。コスト面で言うとおススメは2人連れならデラックススイート、お一人様なら雑魚寝のスタンダードルームGとなる
当日は満室に近い盛況ぶりで、空き部屋を覗くような余裕はなかったので、各部屋の写真は公式を参照していただき、代表的な参考として船内図を置いておく。船内に掲示してある船内図よりもWebにあるほうが見やすい

「クルーズラウンジパラダイス」は2F=Aデッキにあり、デラックススイート以上のお客様にカードキーをお渡しして入れる専用ラウンジのようで

ちらりと拝見する限り、ここにはカジノ設備はなさそう。ただし、まだ「秘密の部屋」というべき部屋はなきにしもあらず

廊下には1F2Fを貫通する吹き抜けがあり、基隆と石垣のイメージ画像があって旅情を誘う


出航前に石垣港で夕暮れを迎え、いいムードに

船内店舗は、コンビニ的な売店(1F)は開いていたが、カフェ(3F)は出航後の開店となるようで、出発までの時間をやや持て余すかもしれない
我々はいったんお風呂(1F)を覗き、出航前から解放されているのを確認して汗を流した。撮影できなかったため写真なしだが、8/2便ではサウナも湯舟も利用できた。夕陽を見ながら揺れも少ない優雅な入浴となった
レンタカー返却直前に石垣市内のスーパーで買い出しをしており、風呂のあとは前祝。パンスタードリームでレストランだったスペースにテーブルや椅子が用意されていて自由に使っていいようだ

売店に台湾麦酒はあるようだったので、まずは沖縄のオリオンビール各種から……

0次会はおかげさまで充実(笑)、だいぶいい感じになってしまったので、売店を利用するまでもなかったが、ロングランできる方にはまだまだ夜は長いのでキンキンに冷えたビールも追加できる売店の存在はありがたい
酔い覚ましに船内散歩へ
2Fの階段わきにロッカーあり。乗船後即埋まるようであったので利用希望の場合はお早めに
ゴミ箱や湯沸かし器*5などもあり
テーブル・椅子はしっかりしたものが設置されていて、レストランホールを含めても船内で一番快適かもしれない
写真は早朝撮影したが、夜は大家族が占拠してゐて賑やかであった

現在のやいま丸では、癒しの空間のメインとなるのは「カフェ夢(3F)」であろう
2Fの比較的遠いところから誘導がある😅

この螺旋階段を上るとカフェ内部へ

パンスタードリーム時代も「カフェ夢」を名乗っていたと記憶している(当ブログにもTwitterにも記載がない><)
「café夢」は終夜営業のようだった。出航後営業を開始して、朝基隆に着いた後も下船まで対応してくれた

夜はさっぱりパッションフルーツジュースをいただいた。100台湾元=約500円。日本円現金払いだと600円になるのでご注意を

夜間、外部デッキから見るとなかなかムードがある。「café夢ゆめ」と壁面に

メニューは下記のとおり。初期航海ではクレジットカードを使えなかったようだが、今回の航海では夜・朝ともにクレジットカードを使う事ができた
※日本、または台湾の携帯電話の電波の届く時間帯であった事を留意されたい

今回食事はしなかったが、このようなメニューもある

やいま丸改装時にここだけ改造したのか、金色のプレートを床に埋め込んである

室内の様子


朝は珈琲をいただいた。ほっとしますねぇ

売店(1F)は深夜は閉店していたが、飲料やカップ麺などを「café夢」で販売してくれる旨が船内放送されていた

早朝は日の出を見る勢がちらほら。基隆は台北よりやや東にあるので日の出もやや早い。この日の基隆沖の日の出は05:20だったが、水平線上ではほとんど雲に隠れてしまった。しかし、基隆沖にある基隆嶼や、近海の船舶などがよい配役となって素晴らしい景色を見せてくれる

朝食は台湾時間で配るのか、日本時間で配るのか……? 両者には1時間の時差がある。掲示では混乱させる書き方だったが、結局、台湾時間で配っていた*6

早餐券をレセプションに持参すると朝食(早餐)を配布してくれる

甘じょっぱい三明治(サンドイッチ)と桃ジュース

やいま丸、乗客数実績

石垣市観光交流協会さんのFacebookにてやいま丸の乗客数をカウントされていたので抜粋しておきます

基隆→石垣便
5/28発29着:約200名※初便
 6/4発5着:約188名
6/11発12着:約160名
6/18発19着:約279名
 7/2発3着:約214名
7/14発15着:約89名
7/16発17着:約215名
7/21発22着:約101名
7/23発24着:約223名、
 8/2発3着:221名(うち日本人10名)※当便のみ石垣→基隆便、筆者調査
8/11発12着:約87名

傾向としては週末需要の木金便は乗客数が多め、台湾から見ても平日真ん中な感じの火水便は乗客が少なめである

やいま丸、今後の展望

今後の展望としては、状況を見ながら週3往復を目指し、秋以降の貨物輸送開始を目論んでいるようである
しかし、そもそも就航と同時に実施できなかった理由を考えてみると、なかなか厳しい状況のようである
つまり、台湾~石垣間に直接の貨物需要はない。
農産物であれば両者の気候・産物は似たもの(品種によるのか、旬は若干ずれたりしているようだが)があるし、工業製品となると台湾産を大量消費する巨大市場は石垣市にはないし、後背地をあてにするならば石垣~那覇・日本本土の貨物船の増強が必要になるが、すでに日本本土~台湾の貨物航路は確立されているのであり、これを石垣経由にするメリットは皆無と考えられる
日本製品を台湾で消費してもらうのも数少なくなった付加価値商品しかないだろうが、これまた既存の日本本土~台湾の貨物航路空路で対応済であろう
石垣市当局は頑なに「やいま丸の赤字補填は市として実施する予定はない」と答弁しているが、比率はどうあれ第三セクターとして市が出資していて、他に赤字を補填できる事業もないなかでは無理筋である。旅客輸送のみのやいま丸が仮に全便満員だったとしても黒字化はあるまい。ほぼ小学校算数のレベルの話だ。つまりいつかは石垣市またはどこかが赤字補填する段階になり、もとの金の出所(市民、または県民、または国民……)からの糾弾はまぬがれないだろう*7
一回だけ乗船した一乗客であるわたしがたいした情報を握っているわけはないが、常識的に考えて「乗船をお考えの方がいらしたら、どうぞ早めに」と言う以外ない
個人的には、今回と逆の基隆港→石垣港にも乗船してみたい。有村産業時代は、人流・物流のニーズが少なかったためか、石垣港で入国するダイヤではなく、那覇港に直行していた。その前後で台湾(基隆には廟口夜市がある)や石垣島、八重山諸島を周遊してみるのも間違いなく楽しいはずだ

結びに

中山義隆石垣市長肝いりで始まったやいま丸プロジェクト
採算性や継続性に対する疑問から、膝元の石垣市議会でも与野党問わず様々な意見が寄せられているところだが、18年ぶりの再開による新たな航路は、観光や公的行事などの人流と物流をつくり出し、日台友好などの象徴的な意味合いも含めて意義深いものと言えよう
採算面での難しさは18年前の有村産業破綻を見るに自明であり、このような航路は、まず石垣市などの地元・民間が発議しつつ、繰り返しとなるが国が主導・補助して維持すべきものと個人的には考えている
「未来へつなぐ架け橋となるべく」末永い就航をお祈りするものである

*1:2002~2025年、釜山~大阪間をパンスタークルーズ社が就航

*2:1997/7/1~2001/10/1=東京~那智勝浦~高知間就航、2001年10~12月=ダイヤモンドフェリーの神戸~別府間就航

*3:保安上、船員は乗船客数を把握しており、記憶していなくとも資料を確認したりして教えてくれる事が多い。日本人の数に関してはExcelのデータでカウントしてくれた模様

*4:公式旅客定員は545人だが、乗る部屋がなければ乗れまい

*5:ここ以外にも複数あるのでカップ麺愛好家は助かる。廃棄方法は登山時マナーに準じて気をつけたい。廃棄すると配管を痛めるので、基本的にはスープはすべて飲み干すべきである

*6:後になって考えてみると、台湾着時は台湾時間で、日本着時は日本時間で提供している可能性がある。船上でご確認いただきたい

*7:個人的には国策航路として国が補助して維持したほうがよかろうもんと考えている

阿房出入国46CP

日本出入国スタンプラリイ
私的第46チェックポイント
石垣港 ISHIGAKI

※別記事のとおり、やいま丸への乗船にて達成*1

*1:筆者は有村産業世代ですが、あまりにも計画を立てづらく、金額的なメリットもなかったので諦めておりました……m(_ _;;;)m

充実の石垣島ドライブ

6時ころ起床。昨夜のステーキによる胃もたれ等なく快調
まだ薄暗いうちにチェックアウト
宿はたいへんお世話になった「石垣ゲストハウスオハナ」さん

朝のお別れは言わないのがここ流で、すべてのチェックアウト客は屋内のポストにカギを返却して完了です←ナチュラルに返却忘れがありそうでそれは気になる😅
早朝は繁華街でも営業している店がないので、離島ターミナル東側で早朝6:30から営業している「さがり花」さんで朝食に八重山そばを。500円

簡素ながらおいしかった

3日連続の「からだにユーグレナ」投入。これのおかげで体調いい説もある

あいのさん、えれさんと再合流。1日石垣島巡りに同行させていただく
すぐ脱線して地場スーパーへ。昨日とは別のところ「ハッピーマートほんな」さん、菓子など地元食材などが充実していた

予定のルートに戻って、日本最南端の神社とされる「石垣宝来宝来神社」にお参り
青い鳥居でも有名のようですが、赤い鳥居、金の鳥居と揃っておりなかなか壮観でした


金の鳥居方向の眼下には市街地の向こうに海も望めます

バンナ公園の「エメラルドの海を見る展望台」へ
展望台からは沖合停泊中のやいま丸も望めました


石垣島東側海岸の野原崎(のばるざき、のばれざき?)へ

まだ朝早くプライベートビーチ状態で楽しめましたが、近隣にお店もあるので営業時間周辺は賑わいそう

海岸を彷徨って谷筋を少し上ったところにある人魚神社にたどり着きます

入口を間違えていたようですが、参道を逆にたどって人魚神社を管理しているお店にもたどり着き、無人販売所の島バナナ1本100円を。濃厚でおいしい

石垣島最北端の平久保崎へ

珊瑚礁の白浜が綺麗!

サビチ洞鍾乳洞へ

わりと最近整備された鍾乳洞のようです

なるほど浜崎あゆみ

満潮だったのでキノコ岩までは行けず

ハワイ発祥のウォーターアクティビティだという「スタンドアップパドルボード(SUP / サップ)」の皆さんの姿が見えました

楽しそうでもあり、怖そうでもあり……実際は浮力が強くて安定しているそうです

順路の最後に小さな砂浜へ



楽しい鍾乳洞めぐりでした

ドライブの途中で見つけた直売所「石垣島伊原間農園」さんへ戻り、マンゴーとパイナップルのカットをいただく


石垣島北部、西海岸なる尖閣神社。背景もあり、場所柄もあって、若干思想が強いようでした😅

一旦市街地の真栄里に戻ってランチ。「つーなー」さんで漬け丼を


今度は「石垣島鍾乳洞」へ

思い出してみたけれど、1日2鍾乳洞はおそらく人生初😅
公称全長約3,200mで、日本で7番目に大きい(長い)*1とされるだけあって見ごたえがありました


川平湾再訪。干潮だけど綺麗

西側の御神埼(おがんざき)もまわれました

絶景を巡ったこの日でしたが、ここも心に残りました



最後に御朱印もいただける臨済宗妙心寺派の禅寺「桃林寺(とうりんじ)」

入口の掲示の信徒に優しい表現「大衆禅堂」「写経会一巻千円也」がなんだか好ましく感じました

本堂の瓦造りも独特ですね


その後スーパーで買い出し、レンタカー返却前の給油、レンタカー返却後は石垣港国際ターミナルまで送迎ありでありがたかったですね👍

*1:参考まで、日本で一番長い鍾乳洞は岩手岩泉の「安家洞(あっかどう)」23.7km、2位は山口の「秋芳洞(あきよしどう)」10.7km、3位は岩手岩泉の「龍泉洞(りゅうせんどう)」5km以上、4位は沖縄の「玉泉洞(ぎょくせんどう)」5km、5位は高知の「龍河洞(りゅうがどう)」約4km、6位は福島の「あぶくま洞」3.3km。全長は調査中のものもあり、順位にも諸説ある