Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

東川篤哉 謎解きはディナーのあとで

よく売れてるみたいですね〜。近所の本屋のレジの液晶パネルが宣伝でよくこの本を出すので気にはなっていましたが、文庫以外を買いたくないのでスルーしてました。月曜倶楽部Mさんからお借りしました。作者の人、すみません。
短編×6編で、ちょっと人物とか謎解きの後の余韻の部分が物足りないかなぁ、と個人的には思いましたが。でも読みやすくて面白かったです。
執事が一方的に毒舌だよね。お嬢様は愚鈍なだけで何もしてないのに。ってそれは基本なのかな。あまり古典ミステリ知らないんだけど、『GOSICK』のヴィクトリカと久城もそんな感じだし。
毒舌執事と云うと、エルヴェ・ギベールの『召使と私』を思い出します。あれは大概ひどい(召使が影山君以上にひどい)話ですが、学生時代にはげらげら笑いながら読んだ記憶があります。

謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで

召使と私―そしてギベール写真集『孤独の肖像』抄

召使と私―そしてギベール写真集『孤独の肖像』抄