Intermezzo - Cahier

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ミャンマー5回目8日目ミッチーナ到着

抄録。或いは書きかけ。ミッチーナでの日中の出来事は思い立てば追記する予定。
2:00頃、なんとはなく目覚める。4人個室寝台の同室のお二方もそろそろ起床し下車の準備を始めつつ、微笑みながら私に休んでいなよと云うようなジェスチャーをする。
3:19、約1時間20分ほど遅れて*1モニン駅1番線に到着。駅構内は暗いため、RBEなどがいるかはまったくわからない。3:28、対向列車との交換はなく、発車。

5:52、MOGAUNG駅に到着。早朝から駅構内に人出が多く、賑わっている。


3番線・4番線には貨物列車が停車している。3番線は貨客混合列車だったかもしれない。サトウキビと思われる荷を蓋も枠もないような貨車に載せているのが印象的であった。
33UPは2番線に停車し、1番線に入線する対向列車を待っている。

6:18、対向列車と交換。38Dnチャイニーズトレインと思われる。DF1316牽引の11両編成、客車のみの列車である。編成は、1号車個室寝台車、2・3・7・8号車アッパークラス、4・5・9・10号車オーディナリークラス、6号車は食堂車、11号車荷物車。ほぼ定時のようだ。我が33UPは約2時間遅れで6:22に発車。

PIDAUNG駅到着は7:58、長い停車となった。ミッチーナの駅を出発する列車を優先させているように思われた。
駅周辺はのどかで、近所の家からラヂオの音が聞こえた。

8:31に対向列車が到着。DF2060牽引、12両編成の貨客列車。56Dn特別急行であろうか。編成が豪華すぎる気もするが、50Dnナバローカルの可能性も。

カメラを向けていると、対向列車の乗客やスタッフが笑顔を返してくれる。
今なお少数民族との内戦が続き、線路も時々爆破されたりするカチン州だが、爆破された痕と思われる区間で列車が徐行する以外は、そんな様子もまったく窺い知れない。
この対向列車の編成、1〜7号車がオーディナリー、8号車はファーストクラス、9・10号車はアッパークラス、11号車はオーディナリーに戻り、最後の1両だけ貨車であった。
8:33にこちらもPIDAUNG出発。

沿線の宗教施設では、お布施を求める教徒の姿をよく見かける。仏教系ではあるが、どこか世俗的で、やや世ずれしているように思ってしまうのは穿ち過ぎであろうか。

ミャンマー国鉄最北端ミッチーナに到着する前の最後の駅、NANGKWEを8:56に通過。Wikipediaなどでの資料ではNam Koiと表記されている。

Wikipediaでは空港への支線があるような記載があるが、実際には線路が分岐している様子はない。駅名標にも特に分岐線の情報はなかった。

ミッチーナ到着は9:10、33UPの定刻(地球の歩き方によると5:10が定時)から約4時間遅れであった。

*1:同室の二人に「モニンは午前2時頃着だよ」と聞いていただけで、定時はよくわからない