Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

プジョー208(P21型)GT納車3ヶ月

【はじめに】
プジョーPEUGEOT 208(P21型) GTが納車されてから3ヶ月が経ちました。

先月6月からはほぼ通勤で使うのがメインで、お出かけも県内ばかり、訪問都道府県は16都道府県と横ばい、距離は約6,800kmに留まっていますが、運転じたいはいつも楽しいです。
208に乗っていない時を含んでも、道すがらにP21型208を見かけることはまだまだ稀で、今のところトータルで4回、カラーは赤1・青1・黄2です。
208の魅力の有無とは別のところ、コロナ禍やそれに端を発する半導体不足に伴って、日本での208の登録台数が期待ほど伸びていない感はありますが、引き続き、プジョー208の購入を検討している方や乗車中の方の参考になれば幸いです。


【乗り味】
208 GT(GTLine)の17インチタイヤは、試乗時や納車当初は「少し硬めかな?」と感じていましたが、クルマの慣らしができてきたのか、それともワタシが慣れてきたのか、よくわかりませんが、最近では少しカドが取れたかなと思うような「まろやかさ」を感じるようになってきました。
特に高速道路や郊外路での巡航時、直進安定性・静粛性・乗り心地が素晴らしく上等に感じます。実は古い206においても直進安定性・乗り心地はBセグメントクラスではありえないほどに上等に感じていましたが、208ではそこに静粛性というラグジュアリー性能が付加されてきた感があります。
ところで、フランス車の乗り味を表現するのに「猫足」と云う超便利な言葉がありますが、これは三本和彦さんがシトロエン車に云い出した言葉らしいですね。昔、206が一世を風靡した頃にエンスージアストがかしましかったのが「猫足は205までのアシで、206は猫足じゃない!」……つまり、208も猫足ではない。とぞ思ふw


【夏の空調効き具合】
AUTOや冷房送風全開にすると狂ったような轟音で風が出てきますが、比較的早いタイミングで涼しくなります。208 GTのアルカンターラとテップレザーのセミバケットシートは、冬はかなり快適そうですが、夏はちょっと暑いかもしれませんね。


【実燃費】
先月と大きく変わらず、トータル平均18km/hをキープ。うちは郊外ロングランが多いので、その点はお含みおき下さい。
最小値8km/h前後(渋滞市街地・短距離)~最大値20km/h超(郊外ロングランのみ時)くらいです。



【総評】
プジョー208が来てから3ヶ月ですが(毎回云うようで恐縮ですが)208は買ってよかった。素晴らしい。ハイテク装備には多々不満ありますが(これ日本車に乗っててもおおよそあるので仕方ないかなとw)、乗り出した瞬間の幸せな感触よし、加速してよし、曲がってよし、減速は良いが止まる時はちょっとアレ。私が下手なだけ? でもたぶんアイドリングストップ制御による違和感かなと。OFFにすると違和感はかなりなくなります。いつか切状態をデフォルトにしたいですね……。
乗り出したときや乗ってるときのいい感じ、基本的に206と208で近いものがあります。両者は全然違うクルマなのにもかかわらず。言葉にして表現するのが難しいところ。プジョーの良さが数値とか言葉で表せないのはなんとももどかしいような、そのままでいいような。速いとか遅いとかの次元ではないんですよね。街乗り高速乗りで速度加速度に不満はまったくないものの、どちらも当然超速いクルマではない。なのにとても感触が良い。
プジョーのクルマづくりはかなりミステリアス!←褒めてます