Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

ミャンマー5回目10日目ヤンゴン界隈

夕刻、ヤンゴン中央駅にて。
北海道ちほく高原鉄道のファンの方がミャンマーへ渡ったCR70を追いかけて、乗ったり写真を撮ったりと云う話を、私は聞いた事がありませんでした。※鉄道ピクトリアルRP819(2009-6)の斎藤さんの記事を除く。
実際、CR70-1、CR70-2、CR70-3の3両がミャンマーへ渡りましたが、3両ともヘンザダと云う、一般の旅行者が非常に行きにくい、ミャンマーを代表する大河エーヤワディ川西岸にある小さな町に配置されました。そのうちCR70-2は長らく修復中となっていました。3両とも、実際にその姿を見た外国人は、上記の斎藤さんなどごくわずかな人を除けば、ほとんどいなかったのではないでしょうか。
CR70-1、CR70-3はそれぞれRBE2539、RBE2541として、今もヘンザダにいるようですが、CR70-2改RBE2540はヤンゴンに戻り、再起を果たしました。
キハ52名鉄キハ20など「もうこれ廃車でしょ」と云う状態のクルマがことごとく蘇ってきているのを何両も目の当たりにしてはいますが、この車両に思い入れのある方にはやはり感慨深いものがあるのではないでしょうか。


2014年GW期間中は、ヤンゴン中央駅と、ヤンゴン市北西部にあるヤンゴンコンピュータ大学とを結ぶ通学列車の運用に入っていました。
その運用は下記のとおりです。
ga1:ヤンゴン中央駅0520発-コンピュータ大学0710着
hta1:ヤンゴン中央駅0555発-コンピュータ大学0745着
ga2:コンピュータ大学発1535発-ヤンゴン中央駅1725着
hta2:コンピュータ大学発1550発-ヤンゴン中央駅1740着
ga3:ヤンゴン中央駅1740発-インセイン1840着(入区兼用)
hta3:ヤンゴン中央駅1755発-インセイン1855着(入区兼用)
実際のご乗車に際しては、必ず駅でご自分で最終確認を。筆者は乗り遅れ等の損害の責は負いかねます。また、ミャンマーでは列車が遅れる事はもちろん、2〜3分の早発もままあります。運転士・スタッフと話をしておく・視線をかわしておく等「空気を読む」力が必要とされますので、こちらもご注意下さい。



ga2でヤンゴン到着。黄昏時。実際の時刻は1722。3分早着><

RBE2540(ちほくCR70-2)は、小型客車RBT809を牽引するため、機回しを行います。RBE完動車による2連の場合は、機回しはしません。現地でも帰宅時間となるラッシュアワーのため、16〜17時台は10分に1本くらいの頻度でインセイン方面の列車が出発します。先に右にいる客車列車が出ます。

相方の小型客車RBT809は広告ラッピングされています。ラッピング車が出てきたのはここ半年くらいの事です。

ga3の準備完了。

同じくコンピュータ大学運用に入っているhta2/3の編成、JR北海道キハ48と並んで。
帰区先のDRCがあるインセイン駅へ向かいます。