Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

試乗記 AlfaRomeo MiTo

AlfaRomeo MiToに試乗。
冗談にしても、試乗であっても、自分がAlfaRomeoに乗る日が来るなんて、と思いました。
うちの県にあるディーラーはFIATやLOTUSなんかも扱っている販社で、面白いです。LOTUSのEUROPE Sにも座らせてもらいました。すごいですねw
田舎とは云え、こう云うお店はお客さんも個性的ですよね。
本題のMiTo。見た目の可愛らしさとは裏腹に、かなりスポーツマインドに溢れる仕様で、現在販売しているモデルは6MTのみ。うちの県では1年以上で10台前後売れているかどうかと云うレベルのようです。miniは100台ちょっと売れているみたいなので、その1/10.私もあまり道で見かけた記憶がありません。レアさも価値のうちかもしれません。
で、スパルタンな乗り味を覚悟していたものの、意外と乗りやすいジェントルな乗り味でした。硬めだけどコンフォート的、と云うと、CR-Zに似た味わいかも。ただ、シートポジションは気持ち高め。
エンジンは1.4lのターボなのだけれど、踏み込まなければかなり静かでターボとは思えないです。踏むとリニアに伸びる感じで、ターボのドッカン感はなく、扱いやすいです。
6MTのシフトフィールはほんの少しイマイチ。ストロークも長めだし、時々ギアが入りにくい感あり。クラッチは繋ぎやすくて良いです。
DNAモードはCR-Zの3モードにも似た感じですが、案外NORMALがいい感じ。切り替えスイッチの場所が左手の下のほうで、結構遠い感じです。ここはCR-Zの3モードスイッチの場所のほうがいいかな。
2ペダルが導入されると、今日乗った3ペダル 6MTの設定はなくなる模様。はっきりではないけれど、試乗車の購入を勧める営業トークもあったような。あまり「売らんかな営業」ではないのはいいですけどね。
営業さんと話していて感じるのは、ずいぶんイタリア車も技術重視になってきてしっかりしてきた感。一昔前の「すぐ壊れる」感じとはだいぶ違うようです。
2ドアだからかもしれませんが、ドアには重厚感あり。ただ、ドイツ車ほどの質感ではない気もします。
あれこれ云いましたが、乗って楽しいクルマです。AlfaRomeoとB/Cセグメントクラスの楽しいクルマが欲しいという気持ちがアンサンブルすれば買いでしょう。私の場合はそこまでAlfaRomeo信仰がないので、なしなのかもしれません。でも、いいクルマです。
http://www.alfaromeo.com/
欲しい度:★★★☆☆