Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

シトロエンC3 試乗

日本では2017年デビューのカクタス型C3。自分がミャンマーに行っちゃった頃で、試乗できていなかった。
短距離の試乗だったが、乗り心地はDS3と同じく良い。路面凸凹の拾い方が柔らかい。ベンチマークになるプジョー206は、しなやかでありながらもどちらかと云えばドイツ車に近い「硬さ」もあるので、少し新鮮な感覚。
エンジンは3気筒ながらDOHCターボのピュアテックEB2。ミッションはトヨタ傘下のアイシンAWのEAT6段。20年近く待たされたフランス官製の迷機(笑)AL4をリプレイスしてくれる新しいATの決定版。ゲトラグやZFより高価なものの、メーカーの希望を聞いてくれて(日本のきめ細やかな対応力というやつであろうか)、小型・軽量なのが良くて採用したとの事。AL4に比べるとやはり低回転域でうまく回していて、静かで、燃費も良さそう。高速も乗ってみたいな。低速域でも3気筒エンジンっぽい騒音やバタつきはほぼ気にならないレベルだった。営業氏いわく「静かな環境で始動してみたりすると、騒音やバタつきがないとは云えない、それらがわかると思う」との事(興味深いフォローw)
上級グレード「シャイン」は安全装備も充実していて、リアカメラも搭載。サンルーフや簡易ドラレコもついていて、外車ではあまり口から出てこない「コストパフォマンスが良い」クルマですねぇ。
下記はインテリア・エクステリアを写真とともに。

コクピットは現代的。

  1. ATにスノーモードがない(指差している箇所がブランク)
  2. スタートスイッチに「ENGINE」の文字がある

上記2点がPh.3型の特徴で、Ph.1,2より3万円高。ドアミラーはPh.2と同じく電動格納で、Ph.3最大の利点はミラースクリーンがAndroid対応(Ph.1,2はiOSのみ対応、プジョー208は最新型がiOSのみ対応。しょぼい)な事。次回は「カーナビタイム」アプリが使えるか試してみたい。

フロントは不細工だなー。妻が「ないわー」と云っているw

リアはかわいい。妻も良いと云っているw

各所を腰高にしてSUVテイストにしているのは意図的なものらしい。ちなみに全高は1,500mmを下回り、リアサイドから見る印象が実際に近い。ただし、ドライビングポジションは高めで、おそらく一般的には「運転しやすい」ただし、後部座席はやや狭く、身長172cm座高高めの私でも頭があたりそうになる。

カクタス型アイコン(笑)のサイドバンパー。耐光性の素材を入手できて、白化・劣化しにくいので採用したらしい。「30年・40年は持たないと思うけど」とはメーカー談。ほほう、20年持たせるって事? 自信ありげ。