Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

『少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)』桜庭一樹

読了。
数回で読めた。いわゆるライトノベル枠ではない、最初から角川書店から出た本。
面白い。間違いなく面白い。章によって語り手が変わるのも面白い。誰にも感情移入できてしまう構成もすごい。
「テレビはもちろん『世界の車窓から』」、いいね。でも五分じゃなくて三分じゃないだろうか←昔、毎日録画していたので知っている
『キハ八兆M』ってなんなんだよー。桜庭さん、絶対鉄道興味ないよなぁ。身近に鉄道好きがいるくらいなのかも。
で、七人の可愛そうな大人が具体的に誰なのか考えるのも面白い。
とは云え、大人たちはみんなみんな「かわいそう」と云うか、「痛い」のですよね。

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)