Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

どつぼ

深く落ち込んだ状態。最悪な状況。どつぼにはまる、などと云う。もともと関西エリアでは肥溜めを指す言葉で、関西芸人が最悪な状況を肥溜めにはまった状況に例えて使いだしたとされる。使いだされたのは割と最近で1970年代末と云われている。
土讃線坪尻駅から、かと思いきや、おそらく首謀者の人名(Web上の名前?)からつけられたと思われる「どつぼ列車」と云うネーミングの団体貸切列車が何度か四国で走っているのだけれど、気動車趣味界隈ではカリスマですらある友人が「こんな名前を列車に付けるべきでない。冗談やシャレでも度を越えている」と仰る。それも事あるごとに、と云うかその列車が走って話題に上がるたびに。
自分の列車にネガティヴな単語を用いるのはある種のユーモアだと思うのだけれど、どうなのでしょうか。「マニアの道はどつぼの道」とも云えようもので、私は冗談としてはいいような気もするのですが。まぁ自分の列車だったらつけないですけど。
その友人としては、自分の好きな「気動車」と「肥溜め」が結びつくのがイヤでイヤで仕方がないのかなと推測されますが、関西ネイティヴではない私には微妙にニュアンスが伝わらないものがあったりします。などと、関西弁をdisるような発言をするとまた各所から怒られそうな気もしますが。