Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

大切な事とは何か

数ヶ月前から、しょこたん☆ぶろぐを拝読している。
職場の隣の子が職場でも見ているので、休み時間とかにも見る。と云うか、区ではあまり見ないと思う(^^;;
ま、それはどうでもいい。しょこたんがカワユスとかマミタスがカワユスと云うのも、まぁここでは置いておこう。云わずもがなでもあるし、語り尽くされている事を芸もなく繰り返しても詮方ない。
このしょこたん☆ぶろぐで凄い、或いはウケている事とは何か。
ネガティヴな記述が殆どないことだと思う。いや、しょこたん自身の事を、「ヲタ臭い」とか「アゴたん(アゴに肉がついていて目立つ事、さま、その形状のしょこたん自身、の事だと思われる)」とか云う事はある。これは所謂「ユーモア」だから問題ない。しかも事実であってもネタである。しかし、他人や、物事に対するネガティヴシンキンの発露はほとんどない気がする。
魑魅魍魎跋扈する芸能界で仕事をしているのに、これは偉い。いやいや、芸能人だからこそネガティヴな事は書けないのさ。とも云うかもしれない。
しかし、これは言葉を物する際に重要なポイントである気がする。我々凡人にとってもだ。と云うか、むしろ我々凡人にとってこそ。
これは私も見習わなくてはならない。凡人の我々が物したものなど、それこそ物した排泄物みたいなものだけれど、どうせなら数少ない踏む人がいい気分になるようなモノを物したほうが良いではないか。
ちょっと別な話しだけれど、ルサンチマンなど、ネガティヴシンキンを優れた芸術まで昇華させるのは大変な事である。そのへんに売ってる小説とか、投げ捨てられる流行歌のレベルではない。ならば凡人たる我々はそんな大それたことは考えず、明るく能天気に生きたほうがいい。