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サッカー スイス-トルコ戦で国家演奏妨害の応酬

国歌演奏の廃止を考慮=FIFA会長

【ロンドン22日時事】国際サッカー連盟FIFA)のブラッター会長が、国際試合の開始前に行っている国歌演奏の廃止を考慮していることが22日、分かった。スイス誌のインタビューに答えた。
 スイス出身の同会長は、16日にイスタンブールで行われたワールドカップ(W杯)予選の欧州プレーオフ、トルコ−スイス戦でスイス国歌を妨げる会場の雰囲気に衝撃を受けたという。この試合では終了後に選手同士による乱闘騒ぎで負傷者が出る不祥事があったが、第1戦でトルコ国歌演奏中にスイスサポーターからブーイングがあったことも伏線になっていた。
 同会長はまた、プレーオフのような重要な試合の中立国での開催も示唆した。
 FIFAの広報担当はブラッター会長の発言はあくまで私見とし、公式に討議される予定は決まっていないとしている。

Internationalの話題ではどうしてもNationalismの話題に行きがちだが、中国ならいざ知らず、永世中立でならすスイスや欧亜の架け橋たるトルコですらこのザマです。無論、一部のフーリガンの仕業でしょうが、ちょっとどうなんでしょうねぇ。サッカーが国家の威信を賭けた戦争とほぼ同義と云うノリはまぁわからなくはないですが、であればなおさら他国の尊厳も尊重せねばならんでしょう。戦争であっても実はそうですが、サッカーはスポーツであると云う原点に思いを致して欲しいものです。云っても無駄か。