Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

プジョー208-II(P21型)GT納車

本日プジョー208-II(P21型) GTが納車となりました。2021JPモデルです。

昨年のことになってしまいましたが、2020年12月11日の発注から約4ヶ月、イヤーモデルの切り替わりにあたってしまったり、全世界的なコロナ禍の影響もあり、だいぶ待たされました。
夜勤明けで自分もディーラーさんも都合が良い平日昼とあって、のんびり納車となりました。約1時間かけて、あれこれの説明を受けました。


当日は単独行動だったこともあり、206で行くわけにはいかず、バス乗り継ぎでディーラーまで。道中、なんと初代インサイトのミラノレッドと遭遇。これは縁起がいいかもですね~(笑


PEUGEOT千葉さんに到着。



納車室に鎮座する我が208。エリクサー・レッド(ルージュ・エリクシール)の赤が眩しいです。自分のなかで「自家用車を購入する際は、極力白・黒・灰(銀も含む)を避ける事」と、謎のルールを設けています。自分の住む街、訪れる街が少しでも明るくなればいいなと思っているので。206のルシファー・レッドに続いて「いい色買ったな」と自己満足しています。現在のP21型208ではヴァーティゴ・ブルーやファロ・イエロー(黄色だけソリッドカラーで追加料金なしなので結構メリットかもです)も綺麗でしたが、赤続行となりました。でも、実車を見たパール・ホワイト(白)、インターネットで画像を見るだけのもしかしてレア色ペルラ・ネラ・ブラック(黒)、日本未導入のグリ・アルテンス(灰)、どれも素敵だったりします(笑)
プジョーのマニュアルではアンベールの儀式(室内用カバーをつけておいて、それを外してお披露目する)を執り行う「べき」らしいですが、省略しているディーラーも多いようです。私も別にそこまでしなくともと思うので、いいです(笑)


助手席側Bピラー下部に貼付されたFABナンバー「1615176」によると、2021/1/27(1976年11月8日を起点にして16151日目)にスロヴァキア・トルナヴァ(76がトルナヴァ工場)で誕生したクルマのようです。私の誕生日が1/29なので惜しくも2日違いですが、友人の誕生日と同じ日であり、覚えやすいかな? その後、どの港から出たのかはわかりませんが、2月中旬頃欧州を旅立ち、3/14頃日本着弾、3/30登録、4/9納車の運びとあいなりました。
製造地については、P21型208はトルナヴァ産100%ぽいんでしょうか? PEUGEOTを買う人もフランスのクルマだと思って買うでしょうし、ディーラーもフランス製と云いたいのか(流石に嘘は云えないでしょうけれど)あまりスロヴァキア製だとは云わないですね。私は2002年にスロヴァキアを訪れていて(トルナヴァは行ってないですが……)かなり好きな国のひとつなので、好感度高いです。トルナヴァ工場はPEUGEOTの生産拠点の中でも比較的新しく、2006年生産開始の現代的な工場のようです。


以前乗っていたホンダCR-Zと同じように未来感のあるコクピットにわくわく。


納車時のODOは6km。正直もう少し進んでいるかもと思ってましたのでミントさがちょっと嬉しい。
契約時には何も云わなかったのですが、営業さん曰く「気持ちだけ」ガソリンを入れてくれてありました。他人様の好意を量るのもなんですが……10~15lくらいかな(笑)


新車のエンジンルームはかくも美し。
営業さん曰く「ゴム・パッキン類は日本製が最強で、ヨーロッパ製のものは経年劣化するのでご了承を……」との事。確かに新製から10年以上経った206のウォッシャー液注入口の蓋なんかはボロボロと劣化してました。


事前に在庫があったら買いたいな~と営業さんに伝えていたミニカー、昨年2020JPモデルのGTLineのものですが、同じエリクサー・レッドのモデルを掘り出してくれてプレゼントしていただきました。こういうのはちょっとした事ですが、嬉しいですね。


タイヤはMICHELIN PRIMACY4(ミシュランプレマシー4)。フランス車でフランスメーカーのタイヤで良い感じ。このP21型208に関しては、違うメーカーのタイヤがついてたという話は聞いた事がないですね。
サイドウォールの情報から、2021年第1週製作・イタリア製との事でした。

その後、約50㎞のテストラン。自宅近くや、自動車専用道路、郊外の道、軽いワインディング、港湾道路などをまわりました。


プジョー208新米オーナーによるちょっと意地悪なテスト。謎に太い600mlペットボトル(サントリーに限らず日本メーカーはなぜこれを作ってるんですかね……)と、ローソンのアイスカフェオレを買ってみました。ご覧のとおり無事収容されました。このユーザーフレンドリーなユーティリティ、ドア下部のエビアンホルダーしかなかった206からすると隔世の感があります。


途中、その日はじめてのごはん(夕ごはんですが、朝ごはんみたいな……)を市原市潤井戸の「木𫞂舎カノン」さんで。

オムカレーをいただいてみました。あぁ^~美味しいんじゃぁ^~

いただいている間に夕暮れ時に。ヘッドライトかっこいい。


走ってみた感じ、エンジンが中低速トルク型で非常に扱いやすいですね。アイシンAWのEAT8(8速AT)がいい仕事してるのかな。1.6lDOHC、108馬力の206より軽く踏んでもすいすい加速していく感じです。
先代A9型208から続く3気筒1.2lターボのピュアテックエンジンEB2(日本向けP21型はすべてのグレードで100PSモデル)。スペック的には100馬力と、数値がやや物足りなく感じられますが、高速区間を走ってみても、80km/h到達まで余裕すぎの感覚。206ではすでに「頑張ってます!」アピールをしはじめてる領域(笑)なので、感嘆もの。逆にそれと気づかずのスピード出しすぎに注意かな。

いろいろと雑感はありますが、そのあたりは追ってまた。数時間乗ってみて「このプジョー208を買って、ほんとうに良かった」としみじみ思えました。幸せです。


一時だけご一緒する新旧きよみつ206&208。
そうそう、このプジョー208-II(P21型)GT、当区では和名「文蔵清光【極】ぷじょーきよみつ・きわめ」と申します。
ゲーム刀剣乱舞に登場する日本刀「加州清光」から、206のルシファー・レッド、208のエリクサー・レッドを加州清光の刀装の色に見立て「きよみつ」と呼んでいます。
キャラクター「加州清光」は、レベルが上って修行に出、帰ってくると「加州清光【極】」となり、デザインが変わったり強くなったりします。クルマのほうも206から208への約20年の進化で【極】めたと云う事で……(笑)
今後ともよろしくおねがいしますね、きよみつ。