Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

ミャンマー両替事情顛末

2013/8/10時点での両替結果です。
2012年に実用化されたばかりのATM(CD?)キャッシングと、JPY→USD→MMKの2段階両替を両方とも実践して比較しました。
ATMキャッシング:10,020+利息152(年18%の31日)+手数料210=10,382JPY = 100,000MMK (1000MMK=103.8JPY)
現金両替:10,069 JPY = 100USD =96,900MMK (1000MMK=103.9JPY)
【結論】
どちらもたいして変わらない!w
【ポイント】

  1. JPY/USDのレートが悪い。何故ならスプレッドが大きい(当日レートに+約3円される。脅威の6%)
  2. MMK/USDのレートは良い。何故ならミャンマー国内でドルが流通しているから。スプレッドも極小で約1%(50・100ドルの高額紙幣のほうが小額紙幣よりレートがいい場合が多い)。空港の入国後すぐのエリア(税関内)にある両替店はいくつかあるが、右から二番目の銀行が一番レートが良かったし、対応も良かった。計数機で5000チャット札を数えるのを見せてくれたり、リクエストすれば小額紙幣と交換してくれる。右から一番目の銀行は「1人100ドルまでしか両替できない!」などと主張したりしてしょっぱそうだった。
  3. キャッシングは5000チャット紙幣がピン札連番で20枚出てきた。小額紙幣対応はATM単独ではなし(たぶん隣の有人両替窓口に相談すれば交換してくれると思う)。レートに関しては、日本帰国後すぐATMで返金すれば利息が少し減ると思うが、手数料210円は変わらないので、大勢に影響ないかも。なお、現地ATMの画面表示・レシートともに「手数料5000MMK(約500円)もらったぜぐへへ」と出てくるが、三井住友VISAカード(ANA Suica)では実際には取られていなかった。なお、この手数料を考えた場合、もっと高額の両替を1回でするほうがレートがよくなる計算になるが、このATMでは30万チャットは引き出せなかった。20万チャットは試さず、その後10万チャットで成功した次第。サービス開始当初、カードがATMに飲まれる事件などが多発したようだが、今回はそのような事はなかったし、税関内エリアのATMでは、隣が同じ銀行の有人両替窓口だったりするので、ヘルプ対応は問題ないものと思われる。なお、国内のATM設置箇所の表が置いてあったが、既に100箇所を超えていそうだった。これからもますます普及して行くと思われる。