Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

マラウイに行く事になりました。

突然。さどんり。
こちらでお知らせするのは突然なんですが、実は去年あたりから、行けたら行きたいなと思っていました。なかなか思うような行程が調整できなかったのだけど、うまく行程を見つけ、米デルタ航空のSkymiles*1マイレージを使えるタイミングを見つけられたので、行ける事になりました。
マラウイ(首都リロングウェ、スリーレターコードはLLW)ゆきは、普通に航空券を買うと、バンコク経由など南回りでも20万円台後半、KLM・エールフランスのヨーロッパ北回りだと30万円台後半もするので、なかなか一介の小市民には行けるものではありません。デルタ・Skymilesは、19の航空会社を擁するスカイチームの航空連合に所属しているので、大韓航空ケニア航空も使えます。北東アジアからアフリカへの特典航空券は10万マイルと、本来の所要費用に対して比較的リーズナブル。ただし、例えばバンコクなど、東南アジアを経由すると、10万マイルではアフリカまで行けないように計算されてしまうのでルート選定には注意が必要。
マラウイはアフリカ南東部に位置する*2内陸国
紙媒体・インターネット上ともにマラウイに関する情報は本当に少ないですが、色々と事前に調べている事をこちらに列記していきます。チラシの裏の悪戯書き的でごめんなさい。ですが、読者の皆さまの興味ある事項だったり、新たな情報や質問等あればコメント欄にお寄せいただけると筆者も幸いです。
マラウイへは、友人を訪ねる予定で、友人に附随する諸々をのぞくと、私の最大関心事は、やはり「鉄道に乗りたい!」と云う事。
マラウイ国鉄ならぬCentral East African Railways(欧州(?)の民間団体が、マラウイ国鉄を救済している側面が強いように推測される。以下、CEARと略称)は、貨物運輸が主で、旅客輸送は少ないようだ。しかし旅客輸送もあると思われる。
調べてみると、CEARは、経済の中心でもある最大都市ブランタイア*3近郊のリンベに本社・車両拠点があり、リンベから南方のマカンガ、或いは北方はバラカ・ビリラ(さらに北に位置する首都リロングウェ・さらに西方へ延びて現在はザンビア国境を超えていると云う情報もある。が、以前あった旅客サービスが休止したまま。現時点では復活していない模様)、またバラカから分岐駅ンカヤより東方モザンビーク国境の町ナユチまで行く3路線。
拠点リンべ(ブランタイア近郊)=Limbe Railway Station (Maybe)
北方の終点はビリラ=Bilila Railway Station (Maybe)
バラカ=Balaka Railway Station (Maybe)はビリラの少し南の拠点駅。木曜日のナユチゆきはここ発。
南方の終点はマカンガ=Makhanga Railway Station (Maybe)
東方の終点はモザンビーク国境の町ナユチ=Nayuchi Railway Station (Maybe)
首都リロングウェにも鉄道駅があるが、旅客営業は現在行われていない。時折タバコ輸送の貨物列車が走っているのを見かけたり見かけなかったりするらしい。リロングウェ駅と推定される場所がこちら→Lilongwe Railway Station (Maybe)
CEARのサイト
旅客列車の時刻表(※注意:pdfファイルです)
3ルート週3往復(各ルート週1往復)。1編成で3運用まわしているものと推定される。
CEARの路線図表(※注意:pdfファイルです)
CEARの駅名とkm程一覧(※jpgファイル。貨物のみの路線も掲載)
2011年の記事、燃料値上げで運休した模様
http://flyteam.jp/airline_route/blz_llw/flight_schedule#llw_blz
http://www.flyairmalawi.com/content/schedules_old.html
リロングウェからブランタイアへの航空便は日に1、2便。まぁまぁいいよね。
マラウイ全国地図
http://www.tour.ne.jp/blog/afurashia/1909/
http://www.tour.ne.jp/blog/afurashia/1913/
13年前の2000年に旅されたご夫婦の記録。バラカからモザンビークとの国境の町ナユチまで、列車に乗ったようです。
http://lilongwe.asablo.jp/blog/2008/09/04/3741295
2008年にはJICAボランティアの方が貸切でディーゼルカーに乗車されていました。リンベからモザンビーク国境付近にあるゾーア滝の最寄地点はChipo駅の少し先との事。南ゆき終点のマカンガはさらに30kmほど南。
理科教師KYCのアフリカ理科授業
こちらが訪問する友人kyc.くんのアフリカ用サイト。2011年1月から2013年7月までマラウイに滞在。最近は更新やや少なめ(^^;
さよなら、サカナをありがとう。-マラウィ・リポート-
2009年にマラウイのブランタイア周辺を訪問されたとももさんのブログによる「マラウィ・リポート」。『死にたくなったらマラウィへいらっしゃい』など感動的なエピソード。

*1:旧ノースウェストのWorld Perksの後継です。実はデルタには一回も乗った事なしw

*2:南アフリカ地方とも東アフリカ地方とも中央アフリカ地方ともされる

*3:とは云え、最近では経済も人口集中も、首都リロングウェに名実ともに集積されつつあるもよう