Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

J=Ph・トゥーサン『愛しあう』

やっと。
J=Ph・トゥーサンの『愛しあう』をようやく読破。
氏の映画「浴室」同様、眠気を誘う強烈な地雷でした。
内容は、ねぇ。
まぁ「眠い塩酸話」ですw
トゥーサン久々の小説なのだけれど、『ためらい』的な袋小路を髣髴とさせるものがあります。ただし、本人的には『テレビジョン』や『アイスリンク』で見せたお笑い系は一段落のようなので、好意的に見れば新しい一歩とも云えるのでしょう。つか、トゥーサンを知らない人間にとってみると、許容されない領域であるような気はするけれど。
まだ購入できていないのだけれどエッセイ『セルフポオトレイト 異国にて』のほうが読みたいです。