2011/3/11(金)14時46分ごろに発生した東北関東大震災の影響によって、運休が続いている小海線の様子を見てきました。
■地元紙報道のまとめ(小海線)
・2011/3/11(金)
小淵沢〜中込駅間の上下線で運転を見合わせ。中込〜小諸駅間は運転を再開、遅れと一部運休あり。
・2011/3/12(土)
運転を見合わせていた小淵沢−小海間の上下線が午後1時すぎに運転再開。ダイヤに乱れ。
この日未明、長野県北部地震が発生しているが、影響はなかったものと思われる。
・2011/3/13(日)
報道見当たらず。基本正常に運行されていたものと思われる。同日夜、翌日からの電力危機・計画停電の話が浮上。
・2011/3/14(月)以降
小淵沢〜小海間はすべての列車が運休。
小海〜小諸間は朝夕など一部列車のみ運行。
当初、計画停電のため、と理由を見た気がしますが、計画停電が中止された土日になっても運休のまま。
報道でも理由が定かでないため、現地を訪れましたが、小淵沢駅でも理由の明示はなく、問い合わせると、「確かな情報はきてないのですが、燃料が確保できない状態にあるための措置と聞いています」との事。
小淵沢駅には下記1編成が残されていますが、長く動いていない雰囲気が色濃くありました。
小諸←→小淵沢
キハ110-113+キハ110-120(「回送」幕で小淵沢駅側線に留置)
線路設備や気動車には被害はないと見られ、沿線の利用者に多大な不便となっている上、山梨県内の定期気動車列車が途絶えると云う異常事態になっていますので、早期の復旧を祈ります。
■地元紙報道のまとめ(飯山線)
・2011/3/11(金)
長野〜越後川口駅間の上下線で一時運行を見合わせ。その後、運転を再開、遅れと一部運休あり。
・2011/3/12(土)
未明、長野県北部地震が発生。栄村で震度6強を記録。同村の森宮野原〜横倉間で飯山線の線路が土砂崩れにより200メートル程度にわたって宙づりになる、
・2011/3/13(日)
戸狩野沢温泉〜越後川口駅間はすべての列車が運休。
長野〜戸狩野沢温泉(飯山市)間で折り返し運転。
・2011/3/14(月)以降
戸狩野沢温泉〜越後川口駅間はすべての列車が運休。
長野〜戸狩野沢温泉駅間は朝夕の一部列車のみ運転。