Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

秋風

これも合併効果か。
asahi.com: コニカミノルタ、写真事業を大幅縮小 法人向けに集中

コニカミノルタホールディングスは4日、主力のカメラ・写真フィルム事業の大幅縮小を発表した。経営統合前のミノルタコニカ時代から老舗(しにせ)のカメラ、フィルムメーカーとして知られるが、デジタルカメラの競争激化などに伴い、法人向け事業に集中する。写真関連事業からの撤退につながる可能性もある。

 岩居文雄社長は会見で「消費者向けを大幅縮小し、液晶フィルム材料や医療機器などに専念する」と述べた。写真関連事業は連結売上高の約2割だが、数年間で1割以下に減らす。これに伴い、国内外のグループ従業員約3万3000人のうち約4000人を削減する。国内の削減数など具体的計画を年内にまとめる。

 リストラ費用の計上で06年3月期の連結当期損益予想を5月時点の230億円の黒字から470億円の赤字に大幅に下方修正し、配当予想も年10円から無配とした。業績悪化の責任を取り、今月から当面、取締役と執行役の報酬を最大20%削減する。

 デジタルカメラの普及で写真フィルムや印画紙などの市場が縮小したのに加え、デジカメも国内市場では飽和状態で、値下げ競争が激しい。京セラがデジカメ事業からの撤退を決めるなど淘汰(とうた)も始まっている。

α-7 DIGITALαSweet DIGITALと、ボディ内蔵型CCDシフト方式手ぶれ補正機能「Anti-Shake」を有するDSLRを発売しているコニカミノルタですが、完全撤退への布石? のような報道のされ方です。
まぁ、儲けがないなら後退・撤退もやむなしでしょうし、大幅縮小でも細々と続けていく中で、ASなどの技術で巻き返しを図れば、また表舞台に戻ってこれる……かもしれません。
しかし。
ミノルタ組の内心や如何に。お察し申し上げます。m(_ _)m