Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

私見

何がいけないのかと云えば、駅員なのですが、バックボーンをも見つめるべきでしょうか。
朝日だから怪しい、も、駅員も誤解する現状がおかしい、も、完全に的を射ているわけでもなく(外してはいないと思いますが)。
あと、どちらかと云えば、この高校生はあと5000円で一晩と一日を過ごそうとしていたわけで、その点はちょっと軽率かなと。いや、私も良くそう云う事がありましたし、今もありますが(マテ

投稿を読む限りでは、投稿者は蟹田木古内間の例外規定を知っていたので、両端部分の青森−蟹田木古内−函館の運賃料金を支払う意図はあったのだと推測します。

これはきっと違いますね。投稿者は蟹田木古内間の規定を知ってはいましたが、蟹田、及び木古内に停車しない列車に乗車する場合の扱いが不明で、駅員に問い合わせたのだと思います。駅員も「蟹田木古内は乗れるけど、青森〜蟹田木古内〜函館は別途だよ」と云う案内であったとは思えません。間違いが二重になり、不自然ですから。
つまりこの高校生は青春18きっぷを利用し、急行列車「はまなす」で函館を往復、宿代を浮かそうと目論んだと推測されます。実際は片道で路銀が尽きたので、函館駅周辺で夜を明かしたのでしょう。これが野宿と云う事ではないでしょうか。確かに非常に寒いとは思いますが、函館駅周辺の状況を考えるに、不可能ではないと推測されます。但し、寝なければ。迂闊な場所で寝てしまうと、確実に生命が危険にさらされると思います。

一番簡単な対処方法は「はまなす」を始めとする夜行「急行」列車を全て夜行「快速」列車に格下げすることです。こうするとJRが減収になるのでは?と毎回聞かれますが、そんなことはありません。 さらにJR東日本では「急行」アルプスを「快速」ムーンライト信州に格下げしたところ、以前よりも需要が伸びたようであり、なんと増発列車まで運行される日があります。

これは性質の悪い冗談です。
中央線夜行に話を絞りますが、急行アルプスは元来定期列車であり、やはり週末を中心に需要の高い列車でした。しかし、平日は惨憺たる状況(特に上り列車は)でした。これが週末をメインとした臨時急行列車になり、臨時列車となった列車の定めどおり需要が漸減したものです。しかし快速列車となれば話は別で。「ムーンライト信州」になってからは、一時逃げられた登山客や鉄道マニアなどで盛況となっております。ただし、青春18きっぷ利用率が非常に高い為、全席指定とは云え、地域旅客会社としてはおいしくもないでしょう。普通指定席の乗客は、中央本線の乗車券は買ってくれないのです。
また増発列車の話ですが、定期急行だった頃は2本増発なんて事もありましたよ?