Intermezzo - Cahier

はてなダイアリから参りました(

タイランドでキハ58に乗る(maya的3ヶ国目)

2001/02/22-02/26、ROKUさんとタイへ行ってきました。海外じたいは12ヶ国目でした。

  • 02/22:朝、関空発、台北・香港経由で一日かけてタイ ドンムアン空港へ。CAの経由便。おいしかったけど機内食食べすぎ。
  • 02/23:ホワランポーン偵察後、アユタヤ往復。渡船には乗ったか乗らなかったか。観光はしてません(^^;;;
  • 02/24:ホワランポーン〜チャチュエンサオ往復(以前はキハ58の長編成で走っていたらしいが、韓国製?のパワフルな気動車1100,1200形になってました)、夕方、355レに乗車してホワランポーン1640〜Nakhon Pathomナコーンパトム(1800頃着)で下車、駅前から出ていたバンコク行きのハイウェイバスで帰ってこれました(バンコク着のバスターミナルからホテルまで戻るのにちょっと大変だったような)
  • 02/25:朝、バンコク郊外Bang Bamru バンバムルまでTAXIで移動し、356レのキハ58を撮影後、乗車。その後メークロン線へ。Wongwian Yai ウォンウィアンヤイ〜Maha Chai マハーチャイ〜渡船〜Ban Laem バンレーム〜Maeklong メークロンを往復。


※写真はROKUさん撮影

SALON KIROHA BBSバックナンバー7501-7600(リアルタイム)もご参照。CHATにもLoginしていました。
SALON KIROHA BBSバックナンバー7901-8000もご参照。後日タイを訪問された方の記述もあり。
以下、ROKUさんのSALON KIROHA BBSバックナンバー7801-7900(7812にまとめあり)から引用。
(SALON KIROHA BBSバックナンバーはWebに公開されているのですが、ロボットよけの影響か、検索性が異常に悪いのでこちらでまとめさせていただきました)

[7812] タイの58近況
 ▽ 2001/3/29 (Thu) 00:56:10 ▽ ROKU    
情報を劣化させたくないのでちょこっとまとめておきます。
2/22-2/26のバンコク周辺調査結果です。

バンコク周辺で稼働が確認できたキハ58系は112(キハ581140)と202(キハ282070)
だけで、バンコク(ホワランポーン)-スパンブリ間のローカル急行(355列車と356列車)に
限定運用されていました。冷房は使用されておらず、料金不要の3等車に格下げされて
いました。東線のチャチュエンサオまで長編成で入っているという情報をキャッチしていた
のですが、1100,1200形に置き換えられていました。

355レ
バンコク1640-スパンブリ1930
356レ
スパンブリ510-バンコク820
#郊外での走りっぷりは凄いです!!

バンコクとスパンブリの間を一往復するだけの山形運用で、スパンブリが停泊地と
なっています。355レでスパンブリに到着した編成は、検修作業の後、駅に隣接する車庫で
356レまで休みます。
スパンブリまで入る旅客列車はこの一往復しかなく、355レでスパンブリへ入ってしまうと、
公共交通機関ではその日のうちにバンコクへ戻って来れなくなるそうなので、どうぞ
お気を付け下さい(車掌のジェスチャー解読)。
途中のナンコーンパトムで降りると、駅前からバンコク行きのハイウェイバスを捕まえる
ことが出来ます。

112と202以外の58系は、バンコク(ホワランポーン)の留置線とマッカサンの車両工場
(ホワランポーンからタクシーで15分ほど)で死んでいました。
ホワランポーンには
111(キハ581139)+301(キロ282307)+103(キハ58671)+204(キハ282395)と107(キハ581112)
の5台が休車の様相で留置されており、
マッカサンの車両工場には多数の58系が放置されていました。また、車両工場の
廃車置き場?には姫路色の58系も多数確認できました。

12系客車は元気です。ただ、冷房は使用されておらず、3等車です。
一台ずつ雑形客車的に使用されているほか、バンコク(ホワランポーン)-ロップブリ間の
315列車と316列車は12系を基本に組成されるようです。12系客車には全車尾灯が取り付
けられており、冷房システムも無視されているため、組成は全く適当です。

315レ
バンコク1610-ロップブリ1945
316レ
ロップブリ-バンコク8時頃
#mayaたーん!316レの時間補完してー!!

316レでバンコクに到着後はバンスージャンクションの客車区まで回送されて、315レまで
寝ています。

3/23
315レ
4211(機関車)+1254(現地客車)+1124(現地客車)+202(オハフ13)+109(オハ12)+105(オハ12)

  1. 103(オハ12)+206(オハフ13)+107(オハ12)

このうち1000番台車だったと思われる105と107は、58系の福知山タイプのバケットシート
オールクロスシート化が行われており、最初から部品取り用のキハ58系が存在していたことが
うかがえます。

・ワンポイントアドバイス
タイでは英語は全く通用しないと思っていて正解です。ジェスチャーで頑張って下さい。
文字は努力しましたが解読不能でした。
タイは気動車王国です。また、タイは想像以上に広大です。日本がスポッとおさまってしまう
大きさです。よって日本の常識では考えられない長距離気動車があたりまえに存在しています。
気動車マニアなら絶対にハマります!
タイには日本風の時刻表はありません。その代わりに駅でペロペロの時刻表をもらうことが
出来ます。この時刻表は路線別に存在します。タイ人向けと英語表記の外国人向けのものが
ありますが、外国人向けのものは途中駅やローカル列車、支線が省かれているので注意が
必要です。
列車本数は各方面が上記ペロペロ一枚におさまってしまう程度です。
列車は割と正確に動いていますが、一時間程度の遅れはよく発生していました。
タイのまともな地図はありません。
治安は良さそうでした。

当時と2011/12現在で、大枠ではダイヤに大差ありません。
上記の316レですが、2011/12現行ダイヤですと、Lop Buri ロップブリ0440-Bangkok ホワランポーン0820です。
タイ国鉄のサイトがわりと充実しており、英語で閲覧できます。時刻表も閲覧・pdfのDLが可